新しい土地で、新しいお豆腐屋さんを見つけた。
人力車みたいな手押し車でお豆腐を引っ張りながら歩いていた。木綿が一丁400円。スーパーの5倍くらいの攻めの価格設定だけど、手でお豆腐引っ張ってるんだからこのくらいしないと採算が合わないのが見てわかった。
見ればすぐにわかる、この人がどれだけ一生懸命お豆腐を作ったか。
お豆腐屋さんは、手がカサカサだから。
話せばわかる、この人がお豆腐をどれだけ好きか。
「ちょっと高いんだけど、美味しいんだ」
「おじさん、わたし、豆の味がする綿が好きなんだ。実家でね、絹豆腐が好きなお父さんとケンカしたこともあるんだよ」
「豆腐好きなんだね」
「うん、わかるのすごいね」
水曜日の18時にしかここに来ないんだ
教えてくれてありがとう
また会えたらいいな
会える、って、すごいことだよ