まだそこまで大きくない時に
「お母さんのこれまで生きてきた体内の毒は最初に産まれた子にうつるんだよ」と言われたことがある
本当かは わからない
しかしながら
わたしはこの言葉を信じた
そっか わたしって
毒の塊なのかもしれない
母は努力の塊のような人なので
わたしはその分 自分がものすごい濃縮された毒のようなものかもしれないと思う
それでも
ここにいていいのだろうか?という問いは
正直あんまり 意味がない
だって もうここにいるから
知ってる?
発酵 と 腐敗 って
ほとんどおんなじ意味なんだ
ニンゲンに都合がいいか悪いかで
使う言葉が変わるんだよ
だからさ
毒もさ 毒じゃないかもね
毒って名前の素晴らしい素材
いただいた素材は美味しく調理しよう
わたしによって
今日も近所で奇声があがってる
わたしはすごい街 川崎に住んでいる
痛みに苦しむ声というより 怒りの声だ
大声 出し足りていないんだろうか
わたしが10代だったら ここが怖かっただろう
だって 今でも怖いんだから
早く ここから逃げたい