少しずつ日照時間が短くなっていく夏の終わり
ゆっくりと朝の日差しが差しこむ
今日も朝から鳥の鳴き声で目覚めて
二度寝をしないように すぐにベッドメイキングをする

わたしの朝の恒例行事 全身鏡で鏡を見る 日本ではお風呂に鏡があったんだけど 今は自分の部屋にしかないから 朝の行事になった
先週末に 同じ方角に25kmひたすら歩いた時に得てしまった 右の首と腕の日焼け
二週間前の ハイキングの時に得てしまった 右膝のあざ 靴擦れの跡
右の方が位置の低いくびれと腹筋の縦線 シックスパックまでは程遠い
自分の左右差に なんだか人間ぽいと思う 最近は右側がいい感じだ 今日も人間でよかったと安心する

自分を観察していたら ふと自分にかけられた言葉たちが蘇る
おそらく日本とイギリスでは気持ちの伝え方が違う どう説明すればいいんだろう 愛には形がないはずなんだけど 愛し方が違う 距離の取り方も違う
わたしは いろんな言葉をもらう 口説かれてるんだか 遊ばれてるんだか ぜんっぜん検討もつかないんだけど とりあえず嫌われていないことだけはわかる 嫌いな人にかける言葉と表情ではなかったから
I like you.
もしかしたらあなたのその言葉には 告白の意味もあったのだろうか?
英語はもっとわかりやすいと思っていた 表現が直接的だと思っていた
だけど I like you. のように 前後の文脈と言い方 話し手と受け手の関係性で意味が大きく変わってしまう だからよくわからないんだ 語学として英語を正しく使用するのも難しいんだけど コミュニケーションとして言語を使いこなすっていうのがもっともっと難しい
You’re special.
(日本語でも嬉しいよね)
You look really lovely.
(イギリスではniceのニュアンスですぐlovelyを使うの Loveに溢れているんだ)
You’re too amazing.
(多趣味の話をしていた時だったと思う)
いろんな人がわたしに向けてくれた褒め言葉たち だけど どのくらいの意図を込めて伝えているんだかわからない わたしは 言葉とは少しだけ距離をとる 距離を置いて その人の気持ちをふわっと感じるくらいがちょうどいいんだと思う
日本語は「文字通り」の傾向があると思う
書いてあることが予想通りに起こることが多い だから書いてあることに期待してしまうんだ 「わたしはあなたが好きです」「付き合ってください」 Yes or No.
イギリスでは Wait a sec. って言われて5分経っても来ないし(1秒であることなんて最初から諦めている) 遅刻している人から In 10 mins.って言われて1時間待った
最初から書いてあることに期待していないんだ だから 本当に「文字通り」の時は “Literally” をつけていたのかな と思う すごく気が楽だよ わたしは英語を話す自分が好き

言葉ってさ 本当に難しいと思うよ
だからわたしは自分の目を頼りにしてる
両思いってさ 本当に難しいと思うよ
好きが届いただけでもすごいと思わない?
自分のことを好きでいることも難しい世界で
今日も誰かから誰かに素敵な愛が届いていますように