ビールの醸造家って どんな人たちだと思う?

陽気な人が多いかな?
陽気な雰囲気だけではなくて ビールの発酵タンクを見る顔の真剣な表情をみると その人がどれだけ自分のビールを愛しているのかがわかるよ かっこいいよ
陽気なのはお酒を飲んでいるからかもしれないね
朝の仕込みが一通り済んで 発酵させているビールの計測の後 発酵したてのビールたちを試飲するんだ 酵母という微生物が 少しずつアルコールと二酸化酸素を作る具合を確認するんだよ 二次発酵にうつすまでのチェックは経験と感覚で 午前中からお酒を飲まない日はない
お酒を飲み始めてからが仕事本番なんだ 不思議だね

醸造家って どんな人たちだと思う?
タトゥーだらけの筋肉質の腕に 鼻ピアス 髪の毛に負けないふさふさ具合の顎鬚 ポケットにはVapeかたばこ の人が多いかな? ビールのおかげでおなかが出ている人もいるし出ていない人もいる 髪の毛を結んでいる人と 帽子をかぶっている人もいる 力仕事が多くて 作業着は使い古されたT-shirt trousersはポケットのたくさんあるやつで 水をよく使うから 靴はウォータープルーフの安全靴 メモすることが多いから 耳にはボールペンを引っ掛けてるよ
女性はいるけど少ない アジア人女性は一人も見てない みんなと集合写真を撮って わたしのパパに見せたりなんかしたら 気絶しちゃうんじゃないか と思うんだ どう見てもライオンに囲まれたひつじなんだ
でもね 本当に優しくていい人たちなんだよ どうやったらわかってもらえるだろう?
屈んだ時にちらつくアンダーウェアは アイスクリーム柄だったり パイナップル柄だったりして可愛いんだよ 見るなって言われても 見えるんだもん しょうがないじゃん
こっちに来てタトゥーの印象が変わった みんな自分の体をパレットだと思っているんだと思う 好きな言葉や好きなものを描いているだけなんだ
たまに日本語のタトゥーしている人もいて 「愛&力」って彫ってる人がいて アンパンマンだ って思ったけど 少し経って「愛と勇気」だったって思い出した
みんな優しいんだ
Let me know you get home OK.
まだ日も暮れていないのに心配される 徒歩20分だけなのに送り迎えされたりする 治安のいいところでなくても ボディーガードみたいにしてくれる人がいて心強い これは わたしだからじゃなくて ここの人たちにとって当たり前の行為みたいなんだ 自分のしてあげられることをしている シンプルだよ

わたしは 20代の頃は 車に乗るときに助手席を開けてもらったり 荷物を持ってもらったり そうゆうところで「この人は紳士だなぁ」とか思っていたんだけど 勘違いだったよ 車のドアは自分で開けられるよね でも危険な時の護身術は学んでいないから 頼れそうな人がいるんだとしたら お願いする
すごくシンプルだよ
できることをする できないことはお願いする
できないことはしなくていいよ

わたしが彼らに対してできることはなんだろう?って考えて 脱ぎっぱなしの靴を整列したり 散らかしっぱなしの道具をもとに戻したり 掃除した後のホースを輪っかにまとめたり ラベルに綺麗な文字で表記したり 自分にできることを見つけてする を続けているよ
わたしにもできることあるね
きっと 見つかるよ