
Xって みんなが呟くために使っている不思議な場所だね だってほら 今 道端でつぶやいたっていいのに スマフォに向かって 140字(今は長文も投稿できるけど)に推敲して 意を決してポストボタンを押す だからここは 気軽に投稿する場所ではないんだ 呟く準備をする必要がある どうでも良い呟きのようで その人の人生のドラマのセリフの一編だね
ここには 投稿している人と 投稿している人を見ている人がいる
ここには 自分の名前の人と 姿を見せない人がいる
ここには 正解と不正解はなくて みんなが自分の好きなように使っている 私はこの自由さが素敵だなって思うんだ

私にはXみたいな友人がいるんだ その名は友人X
彼は 毎週日曜日と月曜日に 草野球の試合の結果をいつも送ってくるの 頼んでいないよ 私は試合を応援しに行ったこともないし 草野球の結果なんてどうでもいいの なのに毎週送ってくるんだ たまに既読スルーしているよ 返信を期待しているわけじゃないみたい ただ報告したいみたい
この人 私に向かって つぶやいてるなぁって思うんだ
でもこれが面白くてね
連絡が来ないと 私は 大丈夫かな?って思うし(その時は雨天中止だったみたい)
勝った試合の日はビールの写真がついてくる それをみて私も 今日は月曜日だけど飲むかあって思ったりするの
そう つぶやきってね 誰かの行動を変えたりするの
私も 友人Xに 自分の描いたイラストを送りつける どこかに投稿する前に まずは友人Xに見せる Xの反応はおもしろくて 私があんまり上手く描けなかったなぁと思った時は その気持ちを伝えていないのに いいねと言ってくれない 正直な言葉を欲しいタイミングで伝えてくれる人なんだ だからね Xの役は Xにしかできないって思うの
「親友」とか「身内」の関係だと 距離が近すぎちゃうこともあるから この薄くて でも途切れない糸 みたいな関係性がいいなって思う Xくらいがちょうどいいこともあるかもしれないよ
今日は土曜日 明日はまた草野球の日だ