電車はすごいよね 気づいたら運んでくれているんだから 9と4分の3番線みたいなことって そうそう起こらない
引越しをして 通勤時間がのびた 話すたびに なんでわざわざそんなところにって言われるんだけど 逆に大都会にしがみつくほどのことが 今の私にはないな と思ったんだ
引越しをしてから1か月経った この一か月でもいろいろな変化があったよ
一番の変化は 読書
電車に揺られて本を読むのが好きなんだ たまに熱中しすぎて乗り過ごしちゃうこともあるんだけど 揺られながら別の世界に行くことができるのがいい
通勤時間が長くなって
すこーしだけ 自由な時間が減っているような気もするし
でも電車の中で 本を読んでいる豊かな時間を考えると
引越しも 良い移動だったと思うんだ
ところで
あなたは
本屋さんで
表紙の外側に
茶色いカバーをしてもらう?
わたしね 表紙を すぐ脱がせちゃうの 本を買ってまずすることは 表紙を外すことだったりする
新潮文庫の葡萄をながめたり
幻冬舎はゾウさんだったり
あとね ちくま文庫の太陽のマークが大好きなの
表紙の個性は 購入するときに選ぶ基準になっているから かなり かなり重要だけど
わたしのおうちに迎え入れたら 裸になっていただいたりしています
表紙は 別のところで 表紙コレクションになっていたりします
インターネットで素敵な文章を書く人はたくさんいるけど やっぱり本の活字の重みに引っ張られながら海底に沈みたくなることもあるんだ 誰にも邪魔されないところまで
お金も 少しだけ似ているなって思ったの
このまえ大好きなブランドのお洋服をクレジットカードで購入したときよりも とある人にお願いしたことの現金のお支払いの方が なんとなくだけど 「自分がお支払いした」ような気がした
不思議だよ
だって 文字には 触れることができない どんなに触りたくても 私が触れているのは
紙面の乾いたインクで 文字には触れることができないんだ 本には不思議な力があるね
ページを自分でめくるっていう作業がいいのかな
触れようとするっていうのが大事なのかな?
今日も 触ることのできない 文字と 文章と共に
