31歳 最後の夜
年を重ねるということは 数を数えることができる 哺乳類の特権だと思うんだ

他の動物は 体の中の時計の単位が1年じゃなさそうだね かんがえてみるとおもしろいかもしれないよ あなたは何進法の世界で生きてみる?
今日は少しだけ 小さい頃の話をしようと思います
わたしは泳ぐことが好きです
物心ついた時には水泳を始めていました
小学生の時 みんなが将来の夢を語るなか 「人魚になりたい」と本気で考えていました 中学受験をしたのですが お利口さんに囲まれるほど わたしはわたしを閉ざすようになります 「お医者さんになりたい」「弁護士さんになりたい」そんな人たちの中で わたしは「人魚になりたい」と言う勇気はありませんでした
中学校で水泳部にはいりました 水泳が「競泳」になりました 誰とも競いたくないのに レースになってしまいました 泳ぐことを純粋に楽しめなくなって 部活に行くのが嫌になったことを今でも思い出します
高校生になったときに レースがつらくなって 競泳をやめてしまいました
しかしながら諦めきれず どうしても泳ぎたかった私は 高校生の時にふたつのことを始めました これが運命の出会いになります
ひとつめは (フリー)ダイビングです 趣味として始めました
きっかけは オードリーの春日さんの潜水チャレンジを見たことです 2007年ころだったでしょうか こんなスポーツがあるのかと驚いた記憶があります 陸上生物が水に挑む姿が 果てしなくセクシーだと思いました
エラのない生き物が 人工的な呼吸器をつけずどこまで海底に近づけるのでしょう?
プールと違って 海の中って意外と 潜れないんですよ 浮力が働いてしまうのです 現在の世界記録は112mです 4分も息を止めるそうですよ
わたしの素潜りは 10メートルほどが限界でしょう 今では(スキューバ)ダイビングで 酸素ボンベをかついで冒険しています これが わたしのひとつめの趣味です

ふたつめは サーフィンです 今でも続けています
わたしは サーフィンとは 出会ってしまった というような感じです
何か 目標があるとします
馬鹿らしい!と言ってくる人がいます 無理だといってくる人がいます
だけど 無理と判断するのは他人でなく自分でありたいです
様々な手段で 好きなことを好きなままでいるための努力はできます
わたしはいまでも泳ぐことが好きです
31歳の自分も 確かに決断していました これからも 自分で決められる人でいたいです
今日も良い夜になりますように