いつも隣に座る 長髪のお兄さん 今日は髪を結わない 大きなあくびをして 目を閉じた

お兄さんを見ながら 私も髪の毛をのばそう!と決意をする 美容院に行くと消えてしまう その浅はかな決意 薄くてすぐに割れてしまいそうな氷の膜のような
店内にポップコーンが香る 誰もポップコーンを食べていない バターの香ばしさ 香気成分とわたしの嗅覚受容体のセッション 記憶の想起
これでもかと 降り注いでくる情報 その98%は 誰かの行動を促すための「意図的な」知らせ だって Inform + ation だよ
あなたは 情報 好き?
現代は情報社会って言われるね 昔から情報はあったはずなのに
一次情報を取りに行きなさいって言われても それはほとんど伝聞なのに それはもうすでに過去の誰かに発見された所有物 わたしたちは 借り暮らし
イノベーションも幻想だよ カタカナの魔法にかかっているんだ
私もすぐ カタカナの魔法にかかっちゃうんだ カタカナにすると わかったようでわかっていないが増えるんだ できるだけ私は カタカナを使わないように心がけるんだけど それでももう カタカナの侵略からは逃れられない 「和製英語」がより複雑にするね 真の情報ってなんだろう?
見てほしい写真があるの





毎朝同じ道を通るんだけど 毎日空の表情が違うの
同じ対象でも 対象も変化しているし 視覚情報を受け取るわたしも変化をしているって思ったんだ 「同じところから同じものを見る」っていうことが 大事かもしれないってことだよ
わたしの大好きな英語の本「Auggie Wren’s Christmas story」を思い出したよ 同じところから 同じ景色を毎日記録するんだ 毎日毎日欠かさずに
飽きるも才能だけど 飽きないも才能だね 髪を伸ばして日々を感じるのも美しいなぁと思った お髭の方が変化が分かるかもね
今日も同じ場所から わたしと世界の距離を測る