Nagi brewing

A quiet place where yeast breathes.

  • わかってくれる人は、探せばどこかにはいる。

    金曜日。インドの日。

    高校生のとき、土を触って植物の生命を感じるのが1番好きだった私には、渋谷もディズニーランドも、心がまったく躍らなかった。

    このようにして、わくわくしたふりが得意になっちゃった人って、結構多いんじゃないんだろうか?

    さらには、何かを好きって言ってしまったばっかりには、好きを貫き通さなきゃいけない、という謎の強迫観念に追われたりしていないだろうか?

    ちなみに、わたしは土を触るのは大好きだったんだけど、爪と指の間に土が入るのは嫌いだったから、爪をとても短く切っていた。この不恰好な深爪は見るのも大嫌いだったから、好きの中にも嫌いがたくさんあった。全てを好きでいるのは難しすぎる。

    それでも、わたしは心地悪さの中で心地よく暮らす。

    痛気持ちいいって感覚、わかる?

    根っからのマゾなんだと思う。痛いの楽しんじゃってるもん。

    わたしは、自分のことを好きになる必要って、そこまでないんじゃないか?と思ってる。だけど、私ほどの変態でどうしようもないやつは、私にしか飼い慣らせないと思う。だから私は私でいたいかな。

    30%オフの誘惑に乗って購入したオリーブオイルが最高にいい香りで帰宅後3分くらいクンクンしてたり。

    ヘトヘトで帰宅したはずなのに、こんな時間からスコーンを焼きたくなっちゃったり。もう夜の10時だよ

    私は私で本当に良かったんじゃないだろうか。オフのシール貼ってくれた人ありがとう。ここに、幸せになった人がいるよ。よかった。

  • 怒りを示された。

    相手は、確かに怒っていた。

    大きな感情が見えて、なんか、ごめんねって思った。そんなに私に使っちゃったね、あなたの大切なエネルギー。

    生きてるだけで、相手怒らせちゃうんだもんな。難しいよね。

    ねえ、これまで怒り狂ったことある?すごい怒って、それを自分で制御できなくなったこと。

    わたし1回あるんだよね

    12歳だったかな、忘れないな

    怒りすぎて自転車を忘れて歩いて帰ったんだよ

    怒りって、とても強いエネルギーだよね

    もう、そんなエネルギー、出せないや

    今日も、ひとびとの、怒りがたくさん

    誰も幸せにならないことに気づくと、少しずつ怒りが薄まっていく。怒ることも、怒られることも、頻度は減っていく。

    だから、怒れるってことは、もしかしたら若さの、未熟さがゆえの、素敵な素質なのかもしれないなと思ったり、思わなかったり。

  • 深夜のホットココア。
    純ココアに3/2量のきび糖を入れ、練りながら少しずつお水を足しココアペーストを作る。ドバッと入れるとだまができちゃうので、これでもかってくらい丁寧に。日々の思い切りが大事なことも知っているけれど、ここは慎重に。

    ペーストができたら火を入れながら無調整豆乳を少しずつ加える。濃度は高めの9%。カカオパウダーもカカオ豆からつくられているから、なんだか今日の私は豆の気分だったらしい。頭より心のほうが、私の身体と近い。

    今日は会社にお客さんが来たので、案内するために久しぶりにエレベーターを使った。エレベーターの一面が大きな鏡で、自分の全身を久しぶりに見て驚く。

    身体が、全然違う。
    30歳になってから色々な変化を感じるのだけど、体つきの違いに仰天した。具体的に言うと、おしりが成長して、筋肉のおかげで上を向いている。私は元々ウエストが細いので、これがとても目立つ。

    It looks too sexy、と思った。悪い意味で。ちょっとここまで求めてなかった、というか想定外だ。ラテン系の色気みたいな、今まで出ていなかった不思議な雰囲気が出てしまっている。これはやり過ぎだ、と思った。たぶん生きてる史上もっともセクシーな私。

    思っていなかった方向になっているものの、一つだけ分かったことは、身体は自分が思っているより自由自在だということ。構成と演技。つまり、どんなものを食べているのかと、どんな動きをしているか。Show off your beauty.

    私が食事で気をつけているのは、摂る油の質だけ。純度が高くて(混ざっていなくて)、香りの良いもの(酸化していないフレッシュなもの)。バターも、オリーブオイルも大好き。最近は、寒ブリの脂に夢中。おサカナのサラッとした油脂が大好き。毎晩、おサカナ焼きグリルの前で、網の下に落ちてゆく油の滴を眺めるという最高に変態な趣味がある。

    私が動きで気にしているのは、重心だけ。私は、どんな動きをしている時も、自分の重心がどこにあるのかをいつも考えてる。寝ていない時間は常に脳の活動の約10%を自分の重心について考えることに費やす。足の裏全体を日本地図に見立てて、歩いている時に動く重心を観察するのがこの上ない趣味。これも、誰にも話していないこと。

    考えてるのは、この二つだけ。あとは何も考えず、食べたいものを食べたい分食べ、好きなことをします。カロリーをはじめとする、数値は気にしてない。

    ナイショがたくさんある人生は、面白いよ。

    Hello, March!
  • 大学生の時にバイト代を貯めて買ったスノーボードの板の価値が、1000円になっていて笑った。

    労働って、なんだったんだろう。

    その時はその時で必死に生きていたんだろう。若かったから何にお金を使うかなんて考えずに、労働の意味もただお金と時間の交換くらいに思っていたんだと思う。

    当時は「値段の高いものを纏った自分」が好きだったのかもしれないな。先日、この劣化した板でスノーボードをしてみて、メンテナンスを怠ったツケを足の裏から全身で感じた。足元からじわっと不快感がやってきて、これが経年劣化ってやつか、と思った。

    何かまた始まるかな。30歳で始めて、50歳で不快感やってくる何か。できないことすらも愛せる大人でいたいし、新しくできることをまた増やせる大人になりたい。

    福島の、小麦粉と白餡
  • わたしって、なんてラッキーなんだろう?って思うことが、よく起こる。

    ただのパンじゃないよ。

    昔は、ラッキーが死ぬほど怖かった。ラッキーが起きたら、その分悪いことが起きるって思っていたから。人間万事塞翁が馬、って言葉に固執していた頃の話。言葉は素敵な魔法だけど、時として思い込みに繋がっちゃう毒かもね。

    とにかく、ラッキーなことがあったらラッキーのままでいいよ。どれだけ都合よくてもいいよ。だって私もあなたもラッキーなんだから。私がラッキーになった分、誰かが…とか、そんなこと考えなくていいから。って、過去の自分をビンタしたい気持ち。

    愛が足りてない人が、多すぎる。

    私なんて、とか、頑張らなくちゃ、とか、必要ないよ。だってそんなこと思っても何も変わらないもの。そもそも頑張るって何?

    わたし離婚したから知ってるけど、誰かが幸せにしてくれるなんて思ったら大間違いだったよ。それが自惚れだった。自分のこと幸せにしてあげてね。それが結果的に利他的行動になるから。

    目の前のラッキーに溺れて埋まって抜け出せなくなるほどに、今に浸っていたいと思う。良い経験は、良い流れの中に。

    ずっとわたしの待ち受け画面

    いくらでも、好きなもので満たして。いい流れがくるから。

  • 雪景色ってとても綺麗だけど、この景色を作るまでの猛吹雪を想像できる人でありたい、と思った。

    どんなに美しい景色も、美しい人も、キラキラしていることも、それがそれになるまでの過程がある。そこには努力や苦難があったかも、或いはなかったかもしれない。それは先天的かも後天的かもしれない。それは天然かもしれないし合成かもしれない。It might be.

    わからない。

    わからない。

    きっと一生わかりあえない。

    それでもわかりたい、わかった気になりたい、わからないままにしたい、こうゆういろんな気持ちを混在できる、人間の素晴らしい素質。

    だからモヤモヤも美しいんじゃない?

    猪苗代でスノーボードしてきたよ。何度やってもスノボは寒いし痛いしわからない。でも、一緒に行く人たちが幸せそうなんだ。わたし本当にスノボ嫌いなのかな?

    あと、ピンク嫌いだけど、スノボだけピンク。わたし本当にピンク嫌いなのかな?

    自分が一番難しくてわかんない。

  • 朝から盛大に出汁の粉末を床にばら撒いた。

    何か、ものが下に落ちた時、わたしは心の中で「Oh, it happened expected!」と叫ぶ。自分の予期してなかったことも、予期してたよって嘘をつく。

    わたしはものが落ちた時、さからえないなぁと思うようにする。Oh, shit! と思うより、穏やかだし優しくなれる。何より、ものは落ちるのであってわたしが落としたのではない。この星にいる以上、重力には逆らえないから。重力に生かされてるから。Accept the truth from whatever source it comes.

    むしろ、落ちるべくして落ちたと思う。落ちることが決まってたんだなぁ、くらいに思うこともあるよ。

    戦争も、起こっちゃったんだと思う。起きるなって言うのも反対っていうのも簡単。だから、私はわたしをするだけ。私はわたしでいるだけ。淡々と。

    Looks so beautiful 🙂
  • なんで勉強するの?

    わたしは小学校の時から学校でも塾でも一番をとるほど理科が得意だった。物理学科と化学科の卒業生である両親の影響かもしれない。

    大学院まで化学を専攻し、新卒でも化学に携わる仕事を選んだので、およそ15年も化学という分野に居座っていたと思う。

    おかげで私は、周期表を暗記しているし、アミノ酸20個の構造式も描けるし、円周率は3.14159265358979までは言える。一番の得意分野は星座だ。中学受験で月の満ち欠け問題を解くスピードと星座の配置を見てそれがいつの時期かを当てるのが誰よりも早かった。

    それらは生活に役立ったか?
    まったく、役立っていない。

    でも、勉強して、心から良かったと思っている。
    勉強する環境に身を置かせてくれた両親に感謝している。

    これまでの勉強、それは、今の私の個性を作った。

    勉強して良かったことは?

    わからないときに「わからない」と言う勇気をもらった。

    なぜ勉強するの?

    いや、ごめん、もう勉強やめちゃったんだ。
    でも、勉強の代わりに、観察して実践してる。実践していると、少しだけわかるようになって、もっと実践すると、もう少しだけわかるようになる。ずっと分かりきれない旅なんだけど、でもそれが人生なんじゃないかなとか最近よく思ってる。

    先述したけれど、勉強して良かったことは、「わからないことに対してわからないという勇気」と「わからないじぶんをみとめること」を養ったことだと思うので、学生時代は何を勉強してもいいんじゃないかと思う。わたしは実力よりもレベルの高い学校に通えてしまったラッキーな人間で(受験は奇跡的にパスした)、「何がわかっていないのかということすらもわからない」現象も頻繁に起こった。Hey Socrates, I do not still understand what you meant.

    でも、「強(し)いる」と書くように、多少の無理があったので、人には勉強しろなんて口が裂けても言えないんだよね。自分が勉強して良かった、でも今はしていない。それだけ。

    クフ王のピラミッドに座っただけ.でもデカいことは実感した.
  • そんなに誘惑したい?

    南インドの料理のひとつ、ビリヤニ。それぞれのスパイスの繊細な香りの調和を感じる魅力的なディッシュだ。一口一口スプーンを運ぶと、毎回異なる香りと味がする。どれも必要な構成要素で、ひとつも欠けてはいけないような気がする。香りが味を、味が香りを邪魔しない。オーケストラを聴いているみたいだ。こんなにセクシーなビリヤニを食べた直後、わたしは昇天している。speechless.

    自分で鏡は見ていないからわからないけど、もしかしたらイッてるときの顔みたいな顔だったかもしれない。シェフはそのわたしを見て笑う。I came.

    流れるインドの音楽、飛び交うインド英語。冷たい窓からの風と、エアコンからの暖房がどちらも当たる謎の席。かなり強気な価格設定、情報過多なお店のインスタグラム。どの要素も、わたしのこの時間に必要なものだ。

    入店するたびに思う。作る側が真剣だから、いただく私も真剣でありたい。この幸せにお金を使うのが私の贅沢な行動のひとつ。

    20代の頃はお金がこわくて仕方なくて「貯める」ことばかり考えていた。見えない将来にビクビクして、使うたびにどこか罪悪感を覚えた。

    しかしながら、お金を支払うということがようやく楽しくなってきた。大好きな人に感謝の気持ちを込めてお渡しするお金は、全く汚くなかった。使っていて気持ちがいい。清々しい。家に帰ってきたのに、シェフにもう会いたい。

    私のお金はもう少し循環させた方がいいかもしれない。血液と同じように、滞留させてしまうと行かないし、来ない。もっと身軽に、気持ちよく。

    いつものおふろあがり。good night
  • スペインの伝統、キンセアニェーラ。女の子が15歳のお誕生日にプリンセスのような姿になって、大人の女性の階段を登る日に、同席させていただいた。

    スペインでは15歳で大人の女性として見なされていたようで、その歴史が今でも残っている。

    この日は、この子にだけにスポットライトが当たる。お父さんと手をとってダンスをしたり、お母さんとハグしたり、お姉ちゃんやこれまでお世話になった人にキャンドルをプレゼントする、美しい日。

    日本だと、自分にこのようなスポットライトが当たる経験なんてあるだろうか?と思った。スポットライトに当たりたくない人が多いのか、スポットライトに当たることがよく思われない抑圧された社会なのか。そもそも、スポットライトなんてないのかもしれない。

    逆に、スペインにいて、キンセアニェーラをやりたくない女の子もいるんだろう。本人がやらないことも選べるのかな?

    環境は、どこまで自分で選ぶことができるんだろう。

    Happy birthday, sweetheart!
  • 逗子のつく志さんのアジフライ

    アジフライを食べるためだけにレンタカーを借りて逗子に行った。それはおかしいこと?

    スーパーマーケットのお惣菜コウナーのアジフライたちに何度も後ろ髪を引かれても振り返らなかった数ヶ月後の今日なので、私にとっては何もおかしくない。

    中はふわふわで外はサクサク。キツネ色の美しいアジフライ。

    気持ちを音で表現しがちだと思った。ふわふわさくさく。しかしながら、このアジフライをcrunchyとは言いたくない。わたしは言葉に気持ちを乗せすぎなんだと思う。理解してほしい時にこの言葉との葛藤が生まれる。

    動物で色を表現するのも不思議だ。いろんな色のキツネがいるのに、きつね色という不確かで万人受けする色。

    食べる時間よりも空腹で待つ時間が好きなのかもしれない。お店に出会えたことも、近くのコインパーキングに止められたことも、テーブル席に案内していただけたことも、注文できたことも、目の前にアジフライがあることも奇跡みたいなものだ。

    少なくとも、人生最高のアジフライを更新してしまったわたしは、またアジフライの旅に出かける。ひとつひとつ旅をしているから、60歳くらいには死ぬまでに使いきれないマイル数が貯まっているだろうから、次世代にお譲りしていきたいと思う。

    最近大切にしてること
  • 久しぶりにスコーンを焼いたのにぜんっぜんうまくいかなくて落ち込んでる日曜日の、22時。

    原因はわかっているの。チョコレートを入れたのに構成比を変えなかったから。わからなかったから。わからないという言い訳をしたから。

    盛大に失敗をすると、悲しいを通り越して笑っちゃう。しかも自分にしか非がないんだもん、今この瞬間にとんでもない失敗をした自分、という唯一の存在。

    失敗があるから成功が成功になる。

  • 2030年に何かあるの?

    ISS(国際宇宙ステーション)が2030年まで延長するというニュースを見て、先延ばしについて考える。他のいろんな会社や機関も、「2030年までに○○」、最近多いなと思う。SDGsとか。

    2030年に何かあるの?

    目標を決める。
    目標があると、あとは考えずに進むだけなので楽だ。

    私は何か長期的な目標を立てて達成したことのない人間なので、2030年ととりあえず決めた人を尊敬する。こうゆう判断をするためにどれだけの人が労力を使っているのだろうか。その決めたことに対して、どれだけの人がそれを達成しようと努力しているんだろう。

    2030年に、何があるの?

    先延ばしにする。
    ロシアは2025年にISSから脱退したいらしいよ。それでも続ける?

    目標を決めると、あとは進むか止めるかを常に決断する必要がある。つまり目標とは、何かを決断し続ける訓練だと思った。優柔不断な私にとっては、決断は多ければ多いほど労力なので、即ち、目標を立てることそのものがストレスになりうるのではないか、と思った。

    ほら見て。決められなくて全部買ったんだよ

    自分が何を決める人で何を決めない人なのかくらいは自分で決断する。しかしながらこれも決断にひとつだから、優柔不断っていうのは本当に困った性質。

  • 4日目にもなると終わりが見えてきて、これまたびっくりするくらい気分が良くなる。昨日までの絶望感からの急上昇。むくんでいた足も、次第に軽やかになる。とにかく身体が軽くなって、どこまでも飛んでいけそうな気がする。わたしが突飛な行動をしだすのは、大抵この生理直後だ。

    ひと月でこんなに変わる身体の変化を楽しまずに、何を楽しめるというのか。それでも人は変化が嫌いなのか。

    髪を思い切り切ってもらったら、鎖骨が綺麗だなぁと思った。自分の身体なのに、首の周りなんて観察したことがなかった。

    まだまだまだまだ、知らないことがたくさんあって、きっと知り尽くせなくて、だからいいんだよ。

    出会えたものを大切にしたい。

  • 「1日分の食物繊維が摂れる野菜ジュース」、って、飲む?

    人生は1日単位で区切られない。寝て起きてるだけで、結局はひとつづきなんだけど、人は結構境目が好きみたいだ。

    摂りたい食物繊維の量くらい、決められずに決めたい。厚生労働省の推奨の値よりも、自分の身体の声を聴けばなんとなく食べるべき量はわかる。いや、食べるべきとかなくて、食べたいだけ食べれば良い。

    今日Cellのジャーナルで、チンパンジーが昆虫をすりつぶして身体の傷に塗って治療をする姿が発見されたという記事を読んだ。彼らには確証や可能性を裏付けるデータがない。経験的で本能的な行動だと思う。これって、すごくかっこよくないか?そう思うのはやはり私だけ?

    考えるんじゃなくて、感じていたい、ってこと。

    まだまだかたい。靴擦れする。牛革に負けるわたしの皮膚。でも、少しずつだけ馴染んできてるのはわかる。

  • 女の子の日、2日目。

    月経中は、眠れない。夜中に何度も目が覚めては、目覚まし時計を見て、あぁまだ1時半だ、とか思うくせに、朝5時に本当に目覚まし時計が鳴ったときは音にうんざりする。自分で設定したくせに、なんで鳴らすの?って。

    10代の頃はこれが嫌いで仕方なかった。月に一度も嫌いな週がある生活は好きではなかった。きつくても学校に行って、産婦人科で痛み止めをもらう日々。所属していた水泳部の見学ほどつまらないことはなかった。「サボれていいな」という他のメンバーの視線が苦しかった。何度も逃げ出した。

    しかしながら、30代になってみると、それが嬉しい日になっていたりする。実は、月経中は肌が綺麗になる。身体の毒が全部抜けていく感じがする。眠れないし腰もお腹も頭も痛いのに、よかった無事にきた、とまで思ってる時もある。Does that sound ridiculous, right?

    大嫌いだったことが、大人になると少しはマシになっちゃうんだから、生きるのって楽しいんじゃない?

    これから何を大嫌いになって、何を大好きになるんだろう。

    こんな夜に、気楽に作れるバスク風チーズケーキ。雑に混ぜたから少し粉っぽくてザラザラしてた。今日の私っぽい。

  • 女の子の日。

    いつも満月と同じタイミングになるの。
    不思議でしょう?

    月に一度だけ、自分のだめなところを全部許す日。他の日もそうなればいいんだけど、そうはいかないみたい。

    体温が1℃も落ちる。お風呂の40℃と41℃だってあんなに違うんだから、びっくりするほどに身体が変わる。
    そして、わたしは今回が右側か左側かもわかる。みんなもわかってるけど、言わないだけかな?あるいは私がすごい能力を持っているのかもしれない。

    下がる体温のまま、夜風に身を任せさらに冷やされる方がいいのか。下がる体温をお風呂で温め自然に抗うことが正解なのか。化学者らしからぬ「感覚的に」選ぶ日々を、大事にしたい。

    データとか知見とかは、大好きだけど嫌いで、大嫌いで好きです。

  • ガトーショコラ。
    バレンタインが近いから、というわけでもないけれど、いや、バレンタインの雰囲気に見事に流されて、私の身体がチョコレートを求めました。

    チョコレートは、TOMIZのダークチョコレート(カカオ65%)を用いました。
    私のこだわりは「1gくらいずれてもいいや」と思わないこと。自分のスタイルを確立するには、まずは守破離の守ができてからだと思っています。何事も基本は大切。

    湯煎することを考え、薄く切ったバターは金属ボウルの外側に

    チョコレートは多ければ多いほど重たくなってしまうので、カカオの香りと苦味をそっと添えるために、カカオパウダーを使用しました。

    小麦粉は、今回はしっとり感が重要なスイーツなので、北海道産のドルチェにしました。

    ひとりにあげるのにはちょっと多すぎる

    チョコレートとバターを、湯煎でゆっくりとかして、油分同士でしっかりお友達になっていただきます。植物由来のココアバターと、動物性のバターが溶け合って滑らかなクリームになる瞬間はとっても嬉しい。

    とろとろしたこの時間が大好き

    もう一つだけ、こだわりがあります。
    せっかく1g単位で秤量したので、金属ボウルの生地はできる限り型に流し込みます。もったいないからというよりは、ここで手を抜く自分が嫌です。

    美味しそうなクリームの味見をグッと堪える

    オーブンの焼成時間がお菓子作りで最も難しい設定の一つだと思っています。今回は余熱を190度にして、実際は170度32分で焼きました。30分経過時に一度扉を開けて型を揺すった時に中心部3cmほど揺れる感覚があったので、2分だけおまけで加熱しました。

    美味しそう

    焼き上がりを見たときに、中心部が盛り上がってしまっていたので、横からの撮影をやめてしまったのは事実です。もう少し壁面に生地を密着させて、膨れても山形にならないようにすればよかった。次回に活かします。

    やっぱりお菓子を作るのは楽しい。
    思い通りにいかないことも多いんだけど、切ってみた時の断面を見て、うまくいった時の喜びと、食べてくれた人の笑顔は、何にも代えられないと思います。

    今週も良き週末でした。

  • 質問することが恥ずかしいことだなんて、誰かに教わっただけでもないのに、なんで人は自分自身を制限してしまうのだろう?

    知らないを曝け出すことは美しいことだ、と、早く気がつく事ができていたならば、もっと楽しかったんだろうなと思う一方、気づかないことでよかったこともあったんだろうと思う。今日その事実を実感して安心する日曜日。


    私にできることは、知らないからこそ、知ることに努めること。