Nagi brewing

A quiet place where yeast breathes.

  • 久しぶりにスコーンを焼いたのにぜんっぜんうまくいかなくて落ち込んでる日曜日の、22時。

    原因はわかっているの。チョコレートを入れたのに構成比を変えなかったから。わからなかったから。わからないという言い訳をしたから。

    盛大に失敗をすると、悲しいを通り越して笑っちゃう。しかも自分にしか非がないんだもん、今この瞬間にとんでもない失敗をした自分、という唯一の存在。

    失敗があるから成功が成功になる。

  • 2030年に何かあるの?

    ISS(国際宇宙ステーション)が2030年まで延長するというニュースを見て、先延ばしについて考える。他のいろんな会社や機関も、「2030年までに○○」、最近多いなと思う。SDGsとか。

    2030年に何かあるの?

    目標を決める。
    目標があると、あとは考えずに進むだけなので楽だ。

    私は何か長期的な目標を立てて達成したことのない人間なので、2030年ととりあえず決めた人を尊敬する。こうゆう判断をするためにどれだけの人が労力を使っているのだろうか。その決めたことに対して、どれだけの人がそれを達成しようと努力しているんだろう。

    2030年に、何があるの?

    先延ばしにする。
    ロシアは2025年にISSから脱退したいらしいよ。それでも続ける?

    目標を決めると、あとは進むか止めるかを常に決断する必要がある。つまり目標とは、何かを決断し続ける訓練だと思った。優柔不断な私にとっては、決断は多ければ多いほど労力なので、即ち、目標を立てることそのものがストレスになりうるのではないか、と思った。

    ほら見て。決められなくて全部買ったんだよ

    自分が何を決める人で何を決めない人なのかくらいは自分で決断する。しかしながらこれも決断にひとつだから、優柔不断っていうのは本当に困った性質。

  • 4日目にもなると終わりが見えてきて、これまたびっくりするくらい気分が良くなる。昨日までの絶望感からの急上昇。むくんでいた足も、次第に軽やかになる。とにかく身体が軽くなって、どこまでも飛んでいけそうな気がする。わたしが突飛な行動をしだすのは、大抵この生理直後だ。

    ひと月でこんなに変わる身体の変化を楽しまずに、何を楽しめるというのか。それでも人は変化が嫌いなのか。

    髪を思い切り切ってもらったら、鎖骨が綺麗だなぁと思った。自分の身体なのに、首の周りなんて観察したことがなかった。

    まだまだまだまだ、知らないことがたくさんあって、きっと知り尽くせなくて、だからいいんだよ。

    出会えたものを大切にしたい。

  • 「1日分の食物繊維が摂れる野菜ジュース」、って、飲む?

    人生は1日単位で区切られない。寝て起きてるだけで、結局はひとつづきなんだけど、人は結構境目が好きみたいだ。

    摂りたい食物繊維の量くらい、決められずに決めたい。厚生労働省の推奨の値よりも、自分の身体の声を聴けばなんとなく食べるべき量はわかる。いや、食べるべきとかなくて、食べたいだけ食べれば良い。

    今日Cellのジャーナルで、チンパンジーが昆虫をすりつぶして身体の傷に塗って治療をする姿が発見されたという記事を読んだ。彼らには確証や可能性を裏付けるデータがない。経験的で本能的な行動だと思う。これって、すごくかっこよくないか?そう思うのはやはり私だけ?

    考えるんじゃなくて、感じていたい、ってこと。

    まだまだかたい。靴擦れする。牛革に負けるわたしの皮膚。でも、少しずつだけ馴染んできてるのはわかる。

  • 女の子の日、2日目。

    月経中は、眠れない。夜中に何度も目が覚めては、目覚まし時計を見て、あぁまだ1時半だ、とか思うくせに、朝5時に本当に目覚まし時計が鳴ったときは音にうんざりする。自分で設定したくせに、なんで鳴らすの?って。

    10代の頃はこれが嫌いで仕方なかった。月に一度も嫌いな週がある生活は好きではなかった。きつくても学校に行って、産婦人科で痛み止めをもらう日々。所属していた水泳部の見学ほどつまらないことはなかった。「サボれていいな」という他のメンバーの視線が苦しかった。何度も逃げ出した。

    しかしながら、30代になってみると、それが嬉しい日になっていたりする。実は、月経中は肌が綺麗になる。身体の毒が全部抜けていく感じがする。眠れないし腰もお腹も頭も痛いのに、よかった無事にきた、とまで思ってる時もある。Does that sound ridiculous, right?

    大嫌いだったことが、大人になると少しはマシになっちゃうんだから、生きるのって楽しいんじゃない?

    これから何を大嫌いになって、何を大好きになるんだろう。

    こんな夜に、気楽に作れるバスク風チーズケーキ。雑に混ぜたから少し粉っぽくてザラザラしてた。今日の私っぽい。

  • 女の子の日。

    いつも満月と同じタイミングになるの。
    不思議でしょう?

    月に一度だけ、自分のだめなところを全部許す日。他の日もそうなればいいんだけど、そうはいかないみたい。

    体温が1℃も落ちる。お風呂の40℃と41℃だってあんなに違うんだから、びっくりするほどに身体が変わる。
    そして、わたしは今回が右側か左側かもわかる。みんなもわかってるけど、言わないだけかな?あるいは私がすごい能力を持っているのかもしれない。

    下がる体温のまま、夜風に身を任せさらに冷やされる方がいいのか。下がる体温をお風呂で温め自然に抗うことが正解なのか。化学者らしからぬ「感覚的に」選ぶ日々を、大事にしたい。

    データとか知見とかは、大好きだけど嫌いで、大嫌いで好きです。

  • ガトーショコラ。
    バレンタインが近いから、というわけでもないけれど、いや、バレンタインの雰囲気に見事に流されて、私の身体がチョコレートを求めました。

    チョコレートは、TOMIZのダークチョコレート(カカオ65%)を用いました。
    私のこだわりは「1gくらいずれてもいいや」と思わないこと。自分のスタイルを確立するには、まずは守破離の守ができてからだと思っています。何事も基本は大切。

    湯煎することを考え、薄く切ったバターは金属ボウルの外側に

    チョコレートは多ければ多いほど重たくなってしまうので、カカオの香りと苦味をそっと添えるために、カカオパウダーを使用しました。

    小麦粉は、今回はしっとり感が重要なスイーツなので、北海道産のドルチェにしました。

    ひとりにあげるのにはちょっと多すぎる

    チョコレートとバターを、湯煎でゆっくりとかして、油分同士でしっかりお友達になっていただきます。植物由来のココアバターと、動物性のバターが溶け合って滑らかなクリームになる瞬間はとっても嬉しい。

    とろとろしたこの時間が大好き

    もう一つだけ、こだわりがあります。
    せっかく1g単位で秤量したので、金属ボウルの生地はできる限り型に流し込みます。もったいないからというよりは、ここで手を抜く自分が嫌です。

    美味しそうなクリームの味見をグッと堪える

    オーブンの焼成時間がお菓子作りで最も難しい設定の一つだと思っています。今回は余熱を190度にして、実際は170度32分で焼きました。30分経過時に一度扉を開けて型を揺すった時に中心部3cmほど揺れる感覚があったので、2分だけおまけで加熱しました。

    美味しそう

    焼き上がりを見たときに、中心部が盛り上がってしまっていたので、横からの撮影をやめてしまったのは事実です。もう少し壁面に生地を密着させて、膨れても山形にならないようにすればよかった。次回に活かします。

    やっぱりお菓子を作るのは楽しい。
    思い通りにいかないことも多いんだけど、切ってみた時の断面を見て、うまくいった時の喜びと、食べてくれた人の笑顔は、何にも代えられないと思います。

    今週も良き週末でした。

  • 質問することが恥ずかしいことだなんて、誰かに教わっただけでもないのに、なんで人は自分自身を制限してしまうのだろう?

    知らないを曝け出すことは美しいことだ、と、早く気がつく事ができていたならば、もっと楽しかったんだろうなと思う一方、気づかないことでよかったこともあったんだろうと思う。今日その事実を実感して安心する日曜日。


    私にできることは、知らないからこそ、知ることに努めること。