Nagi brewing

A quiet place where yeast breathes.

  • 公園に行くことって ある?

    非対称 人間の顔みたいだ



    日本の公園って 地面が砂で 子供が遊ぶところ っていう印象が強かったんだけど イギリスの公園は少し違かったんだ 天然の芝があって 子供が走ってもいるけど お友達と座ってお話ししたり 一人で本を読んだり みんなが自由に過ごせるところ



    カフェみたいにコーヒーがなくたって 居酒屋みたいにお酒がなくたっていいんだ 何もいらないんだ 座っているだけでいい 公園って素晴らしいところなんだ








    わたしは寮の自分の部屋に勉強する机がなくて よく公園で勉強しているよ 海風に何度レポート用紙を飛ばされかけたかわからないけど 幸運にも 一枚も無くしてはいない

    海風が冷たくなってきてわたしが寒くなるか 日が暮れて人が少なくなってきたら帰るようにしている 時計は見ない


    今日はついに眉毛を描くのも忘れた!



    信号機みたいって思ったんだ



    公園には木があるね わたしは木を見ると 動かなくてかっこいいな って思うんだ ずーっと同じ場所で同じ景色を見続けること 小さな変化を感じ続けることは容易くない
    多分 わたしのお爺ちゃんよりも長生きだから 「生きる」 の大先輩だ!




    公園っていいね




    わたしが勝手にもフォローさせていただいている方で
    ハイドパークを作ろうとしている?作り続けている?人がいるんだ

    ロンドンのハイドパークから命名したのかな?と勝手に想像していて 本当に勝手に応援している お会いしたこともないの でも 公園をつくっている人って 素敵だなぁと思わない?










    好きなものには勝手に好きって伝えるようにしてる 「いいね」も伝えるようにしてる

    伝えた相手のことってあんまり考えてないの 自分が本当に本当に好きなのを伝えたい ただのわがままなんだ

    他人の本心なんてわからない 自分のこともわからないんだから だけど自分の好きなもの好きな人好きなことだけは見失いたくない それが精一杯の誠意





    今日も 伝えてみたよ

  • ユニクロの「LLLLLLL」って書いてある 透明のシールは途中で破れたりしないでしょう?

    今いるところの 丘の上のモニュメント



    買ってすぐのペンが全く出ないなんてこともないし そもそも腐った野菜が売られていることなんてない ジェットストリームは素晴らしいし あまおうはつぶれていないよ


    「ありえない」が起こるところに身を置くと 驚く自分によく出会う








    乗っている電車でストライキが起きたり パブで人生最高のステイクパイに出会ったり シナモンの入ってる想像もしていなかった味のビールに出会ったり 救急車のサイレンの大きさが日本の10倍くらいだったり それはもう 全て自分の想像の枠を飛び越えてくる





    そして 枠がなんだったんだろうと客観的に自分を観察する
    自分はどこで どうやって枠を作ったんだろう と思う






    自分自身であると思っていた枠が揺らぐと 自分が一体何者だったのかも不確かになる 過去の経歴をなんとか繋ぎ止めて そう なんとなくわたしはこんなような人だった とぼんやり自分を理解するんだ

    一番のステイクパイには蓋があったんだ






    毎日 奇跡みたいなんだよ

    ビールのテイスティング試験で常に高得点を取れるのは 前職でフレーバリストの先輩方を追いかけ続けて 一生懸命に化学成分の知識と香りの感覚を結びつけた経験があるからなんだ
    醸造の濾過の工程の材料選択が容易く理解できたのは 大学院で高分子科学を勉強したからで 微生物学のラボスケールの実験に問題なくついていけるのは 今いる会社で発酵のお仕事をさせてもらえていたから

    醸造の各工程で起こる化学式も 全部わかる 10代のわたしが高校と大学で勉強してきた得意な科目だったから ただ淡々と コツコツと 自分の中に詰め込んだこと


    あ それ知ってる どこかで 見たことある 聞いたことある 確かあの時 そうやって 頭の中の 深い深い記憶の海から 誰かが何かがわたしを呼ぶ


    それらとの会話は わたしにしかできない





    繋がった時 わたしはわたしでよかったと思うんだ





    中学からの大親友に映ったわたしをわたしは大好き



    わたしも誰かの鑑になれますように その人がその人自身をもっと好きになる魔法の鑑になりたい

  • Scottish breakfast



    週末は少し足をのばして Edingburgh へ
    Englandの北東部にいるわたしは 少し北に行けばすぐにScotlandに行くことができる



    金曜日に 醸造所からここへ直接向かおうかと思ったのだけど その日の瓶詰めとKeg充填の作業で ジーンズに盛大にビールを浴びた みんなに 一度シャワーを浴びていかないと 電車でみんなに笑われるぞ と笑われ 一度帰宅して向かうことにした

    二重顎がいる ビールだ



    電車で1時間半 暇でセルフィーを撮った イングランドからスコットランドに向かう自分を 見てみたくなったから 撮った時 二重顎の影が見えて ビール醸造の副産物だなと思った

    イギリスでは 人が人を見ていない傾向があるんだ 電車の中で 誰かが急に歌い出しても マクドナルドのハンバーガーを食べ始めても 誰かが電話をしても気にしないんだ

    わたしは 日本の京浜東北線でセルフィーをしたら と想像した 人が不思議がって 時には気持ち悪がって スーッとわたしから離れていくことを考えたらゾッとした


    誰かのいるところで 自分を撮ることは こわかったんだ でもイギリスだとできるってわかったんだ 不思議だね














    本当に不思議なんだ
    場所が 環境が 人を変えるのは本当なんだ






    Thanks for being you.

    わたしがわたしでいてくれてありがとうって言葉をもらったんだ わたしがわたしでいることに感謝してるなんて言われたことなかったと思う

    Keep being yourself.

    そのままでいてねって言ってくれる人にも出会った 今のあなたが良い と 過去のあなたよりも今が










    でもね 帰ったら そのままでいられる自信が全くないんだ
    わたしは 移動することが とっても怖い ここにいたいと強く願う


    乗ってる電車で ストライキが起きた!



    イングランドへの帰り道 誰もわたしに興味ない 誰もわたしのことを見ない ただわたしは 片手に収まるちっちゃくて黒い四角い箱を持って 自分を撮る オレンジとブラウンの間の 絶妙な銅のような色の 990円で買ったTシャツを着て ストライキが起こって迂回を始めた電車の中で あと3時間の電車の窓の景色を楽しもうか それとも少し疲れたから寝てみようか それとも水曜日のビール醸造のためのレシピを考えようか 迷っているわたしを箱越しに見る 誰もわたしを見ない

  • イギリス北東部 海の街
    30分ほど歩くと そこに広がるのは北海

    Bridlington
    Fraisthorpe Beach



    海岸線に沿って 南に向かって歩く
    時間も気にせずに ひたすら歩く


    みんなが歩いたきろく



    意味のないことが大好き
    意味のあることって何?

    意味のないことが嫌いな人と一緒にいると イライラさせちゃうんだ わたしは誰かにネガティブな気持ちを与えてしまった時 悲しくなる


    指が写っていることに 気づかなかった




    海を見ていたら どうしても海に入りたくなって 靴を脱いで 靴下も脱いで ジーンズを膝下まで捲って 海に向かって歩いた ショーツが濡れないギリギリのところでしゃがんで 左手に持つ靴も 右手に持つiphoneも どちらも濡れないように そーっと撮った写真 ドキドキした






    この写真の物語
    背景があるんだよ この写真を見て 「指入ってるじゃん!」 で終わらせると勿体無いんだ 指が入っていることに気づいた観察力は確かに素晴らしいけれど 想像もおもしろいと思うよ






    どんなことにも背景があるんだ
    そしてそこから生まれる誤解があるね





    「誤解が人生を彩る」

    わたしが高校生の時から大切にしている 西の魔女が死んだ っていう小説に出てくる言葉だよ 言葉ってさ 美しいよね 誰かの行動の 指針になっていたりする











    海風がすごく強いんだ 伝わるといいな






    ビール醸造の Boiling の工程で ホップを加えた後に ウォルトに香りが移行する過程が素晴らしくて 釜から離れられないんだ 60分の愛おしい時間で わたしはずっとクンクンしていて 中毒者になった気分になる カンナビスがダメでホップがOKでよかった ルールに救われた


    SNSのプロフィール写真は 右を向いている横顔にするのがおすすめだよ たまーに インスタグラムのストーリーズで お友達と向き合える可能性があるから 内緒のお話をしているみたいで好きなんだ



    もっともっとどうしようもないこと たくさんあるんだ 言わないけど






    想像は 誰にも邪魔されないよ
    誰にも 邪魔させちゃだめだよ
    邪魔される想像力がかわいそう










    今はね
    さっきの足跡をつくったのが どんなワンちゃんだったのか想像してるよ

  • 少しずつわかってきてる
    確かに成長を感じるんだ

    みんなの「顔」だよ ただの緑じゃないんだ



    ビールの醸造の見習いをしている傍ら
    ある実験をしているんだ


    意思疎通の仕方 日本人でない人はどうやって気持ちを伝えるんだろう?どう交渉するんだろう?どう妥協するんだろう? わたしは日本以外を知らなかったから知りたくて知りたくて仕方がなかった わたしは言語の壁を越えることができるのか


    文化 歴史 宗教 彼ら彼女らの背景を理解して 受け止めて 自分の常識や普通と思っていることを どのくらい打破できるのか

    ボサボサの頭のすっぴんの31歳の限界
    ビールの醸造に必要ないことはしない


    たくさんの人がコミュニケーションをとろうとしてくれる わたしみたいな 自然な速度の英語についてこれない人間に 確かに何かを伝えようとしている



    イギリスに来て 「君は写真を撮る人じゃなくて 写真を撮られる人だよ」「もし写真をとってくれる人がいないのならセルフィーをしてみて」「あなたはあなたが思っているより魅力的だからもっと自分を知ってみて」と言ってくれる人と出会った




    メイクしておしゃれしてキメキメの時なら言われることもあるかもしれないなと思うよ
    でもね このボサボサ頭のポロシャツ ジーンズ姿の時に言われたんだ 本当かいな って思ったよ
    写真を撮ってみてさ ほら ボサボサじゃんか やっぱり


    でもそれが No fakeness だと言われた その人が見ていたのは外見ではなかったみたいなんだ どこを見たんだろう?



    わたしはその時 日本で気にしていたことと全く異なる視点に気づいた 日本では教科書に言われたことを完全に信じていることに気づいた 言われたことを文字通りに信じていた 少し信じすぎていたのかもしれないと思ったんだよ










    コミュニケーション
    そこに教科書はない

















    イギリス北東部のアクセントの強い英語を聞き取るのは難しいんだ 1回じゃ聞き取れない

    pardon?

    What did you mean?

    Could you say again?


    こっちで学んだ 2回までは許される 2回までは聞き直していいんだ 3回目からは相手が同じことを話すのにうんざりしているのがわかる だからわたしは 聞き直すんじゃなくて 「こうゆうことを意味している?」とか 自分のわかったところまでを伝えて ここからが理解できていないを伝えるようにしているよ










    ほっぺのキス バイバイのハグ Hi-Five わたしは物理的な接触が好きなので こっちの文化は合うかなと思っていたんだけど あのね 結構おもしろいんだ
    すごく ビジネスライクなんだ わたしはハグにもキスにもすごく愛をこめるんだけど(ハグで気持ちを伝える話はnoteのどこかで書いたから読んでみてね)


    https://note.com/gimachi27


    プロフェッショナルのハグ というか なんだろう 何も伝えないハグだなぁ と思った そう ただのハグなんだ
    わたしはこの冷たいハグができるようになりたくて 気持ちを伝えないを練習しているよ










    これだよ
    コミュニケーションだけじゃないの

    学校で 学べないこと
    家庭で 教えてもらえないこと

    自分で疑問を持って それを知りたいがために 馬鹿みたいにお金使って 自分で仮説立てて 自分で実験して 気づいて 観察し直して 練習して 理解していくんだ



    そうゆう場所が 多分少ないの
    だから若い子たちが「好きなものがわかんない」って言うの



    違うんだよ
    好きなことに溢れているんだよ わたしなんて 全部やったら命が足りないんだから




    前にも見せた気がする 手作りのピアス



    ホットケーキを焼くのだって すごくおもしろいよ!
    まだまだ修行の身なんだ









    ただの人もただものじゃない一面があって
    ただものじゃない人にもただの人の一面がある

    誰かがすごいんじゃなくて みんなすごい

  • ビールの醸造家って どんな人たちだと思う?

    秘密の扉に酵母を見つけたんだ



    陽気な人が多いかな?
    陽気な雰囲気だけではなくて ビールの発酵タンクを見る顔の真剣な表情をみると その人がどれだけ自分のビールを愛しているのかがわかるよ かっこいいよ


    陽気なのはお酒を飲んでいるからかもしれないね
    朝の仕込みが一通り済んで 発酵させているビールの計測の後 発酵したてのビールたちを試飲するんだ 酵母という微生物が 少しずつアルコールと二酸化酸素を作る具合を確認するんだよ 二次発酵にうつすまでのチェックは経験と感覚で 午前中からお酒を飲まない日はない



    お酒を飲み始めてからが仕事本番なんだ 不思議だね


    二次発酵止めたばかりの 若くて青いビール





    醸造家って どんな人たちだと思う?






    タトゥーだらけの筋肉質の腕に 鼻ピアス 髪の毛に負けないふさふさ具合の顎鬚 ポケットにはVapeかたばこ の人が多いかな? ビールのおかげでおなかが出ている人もいるし出ていない人もいる 髪の毛を結んでいる人と 帽子をかぶっている人もいる 力仕事が多くて 作業着は使い古されたT-shirt trousersはポケットのたくさんあるやつで 水をよく使うから 靴はウォータープルーフの安全靴 メモすることが多いから 耳にはボールペンを引っ掛けてるよ







    女性はいるけど少ない アジア人女性は一人も見てない みんなと集合写真を撮って わたしのパパに見せたりなんかしたら 気絶しちゃうんじゃないか と思うんだ どう見てもライオンに囲まれたひつじなんだ

    でもね 本当に優しくていい人たちなんだよ どうやったらわかってもらえるだろう?










    屈んだ時にちらつくアンダーウェアは アイスクリーム柄だったり パイナップル柄だったりして可愛いんだよ 見るなって言われても 見えるんだもん しょうがないじゃん











    こっちに来てタトゥーの印象が変わった みんな自分の体をパレットだと思っているんだと思う 好きな言葉や好きなものを描いているだけなんだ

    たまに日本語のタトゥーしている人もいて 「愛&力」って彫ってる人がいて アンパンマンだ って思ったけど 少し経って「愛と勇気」だったって思い出した








    みんな優しいんだ 

    Let me know you get home OK.

    まだ日も暮れていないのに心配される 徒歩20分だけなのに送り迎えされたりする 治安のいいところでなくても ボディーガードみたいにしてくれる人がいて心強い これは わたしだからじゃなくて ここの人たちにとって当たり前の行為みたいなんだ 自分のしてあげられることをしている シンプルだよ

    まだ 日暮れてないよ って言うんだけどね





    わたしは 20代の頃は 車に乗るときに助手席を開けてもらったり 荷物を持ってもらったり そうゆうところで「この人は紳士だなぁ」とか思っていたんだけど 勘違いだったよ 車のドアは自分で開けられるよね でも危険な時の護身術は学んでいないから 頼れそうな人がいるんだとしたら お願いする 








    すごくシンプルだよ

    できることをする できないことはお願いする

    できないことはしなくていいよ

    海にジョギングに行っても 心配される 明るいのにさ



    わたしが彼らに対してできることはなんだろう?って考えて 脱ぎっぱなしの靴を整列したり 散らかしっぱなしの道具をもとに戻したり 掃除した後のホースを輪っかにまとめたり ラベルに綺麗な文字で表記したり 自分にできることを見つけてする を続けているよ



    わたしにもできることあるね

    きっと 見つかるよ

  • 少しずつ日照時間が短くなっていく夏の終わり
    ゆっくりと朝の日差しが差しこむ
    今日も朝から鳥の鳴き声で目覚めて
    二度寝をしないように すぐにベッドメイキングをする


    ここはマンチェスターで最も古いPubのひとつなんだ



    わたしの朝の恒例行事 全身鏡で鏡を見る 日本ではお風呂に鏡があったんだけど 今は自分の部屋にしかないから 朝の行事になった

    先週末に 同じ方角に25kmひたすら歩いた時に得てしまった 右の首と腕の日焼け
    二週間前の ハイキングの時に得てしまった 右膝のあざ 靴擦れの跡
    右の方が位置の低いくびれと腹筋の縦線 シックスパックまでは程遠い
    自分の左右差に なんだか人間ぽいと思う 最近は右側がいい感じだ 今日も人間でよかったと安心する





    Doveはどこにいても安心をくれるね ありがとう





    自分を観察していたら ふと自分にかけられた言葉たちが蘇る

    おそらく日本とイギリスでは気持ちの伝え方が違う どう説明すればいいんだろう 愛には形がないはずなんだけど 愛し方が違う 距離の取り方も違う



    わたしは いろんな言葉をもらう 口説かれてるんだか 遊ばれてるんだか ぜんっぜん検討もつかないんだけど とりあえず嫌われていないことだけはわかる 嫌いな人にかける言葉と表情ではなかったから



    I like you.




    もしかしたらあなたのその言葉には 告白の意味もあったのだろうか?

    英語はもっとわかりやすいと思っていた 表現が直接的だと思っていた
    だけど I like you. のように 前後の文脈と言い方 話し手と受け手の関係性で意味が大きく変わってしまう だからよくわからないんだ 語学として英語を正しく使用するのも難しいんだけど コミュニケーションとして言語を使いこなすっていうのがもっともっと難しい



    You’re special.
    (日本語でも嬉しいよね)

    You look really lovely.
    (イギリスではniceのニュアンスですぐlovelyを使うの Loveに溢れているんだ)

    You’re too amazing.
    (多趣味の話をしていた時だったと思う)



    いろんな人がわたしに向けてくれた褒め言葉たち だけど どのくらいの意図を込めて伝えているんだかわからない わたしは 言葉とは少しだけ距離をとる 距離を置いて その人の気持ちをふわっと感じるくらいがちょうどいいんだと思う


    日本語は「文字通り」の傾向があると思う
    書いてあることが予想通りに起こることが多い だから書いてあることに期待してしまうんだ 「わたしはあなたが好きです」「付き合ってください」 Yes or No.



    イギリスでは Wait a sec. って言われて5分経っても来ないし(1秒であることなんて最初から諦めている) 遅刻している人から In 10 mins.って言われて1時間待った
    最初から書いてあることに期待していないんだ だから 本当に「文字通り」の時は “Literally” をつけていたのかな と思う すごく気が楽だよ わたしは英語を話す自分が好き



    いただいた レアル・マドリード 地元チーム以外のユニフォームはここで着れないけど




    言葉ってさ 本当に難しいと思うよ

    だからわたしは自分の目を頼りにしてる





    両思いってさ 本当に難しいと思うよ

    好きが届いただけでもすごいと思わない?




    自分のことを好きでいることも難しい世界で
    今日も誰かから誰かに素敵な愛が届いていますように

  • それは二度と撮れない景色

    この整列で 同じ角度で この明るさで 



    研究室に所属していた頃と 研究のお仕事に従事する時 再現性を強く求められてきた それは 同じ成果が 同じ手法により 再現されるかということ 必要とされる再現性の高さがあってやっと 確かなデータになって それが科学的に正しい と言われる









    毎日同じ道を歩く それはもう同じ道でないことに気づく そんなことを考えていたら悲しくなる もうこの景色は見れないんだ 前に進みながら何かを見落としている 何かを見捨てている そう考えてしまうと身動きが取れなくなってしまいそうだ





    信号機が赤になって立ち止まる 見知らぬ誰かとすれ違う そよ風が吹く 上を向いたら 6機のヘリコプターが空にお絵かきを始めた わたしは 自分という個を捉えた

    消えるから 美しいんだね




    びっくりしたんだ 見上げたら三色の歯磨き粉で まっすぐな線が引かれていたんだから

    この一瞬のために どれだけの練習がなされたんだろう 何人関わったんだろうね ここにいられてよかったと思った


    ここにいてくれて ありがとう








    どこかにね ここ を作った人たちがいるんだ



    どこかでね 今日も ここ が作られているよ











    こんな格好で この日記を書いていることもあるんだ 首が折れそうだよ



    わたしね ずっと自分の脚だいっきらいだったんだ 昔付き合っていた彼氏に足が太いって言われてからコンプレックスだった でもさ わたしこの脚と生きていくしかないよね もうそれは決まっていること

    去年 膝専門の整体師さんと 歩き方の訓練をしたんだ わたしは使うべき筋肉をうまく使えていなかったんだ 先生には治療じゃなくて 講義をしてもらった 先生の秘伝のセルフケアも教えてもらった そんなことをしているうちに 日々のジョギングで痛んだ膝がよくなってきた そして自分の脚を好きになったよ だってこの脚こそが わたしを運んでくれる脚だったんだから



    誰かに何か言われて嫌いになってしまったものがあったとしたら 自分で変えられるよ 嫌いだって無理していたことが好きかもしれないし 好きだって思い込んでいることが 実は嫌いだったりするのかもしれない


    いつでも変えていいよ

  • 大切な人に ニックネームをつけてみるの おもしろいと思うよ

    モリーはレスキューされたんだ
    力強く歩くよ
    モリーの周りには愛がいっぱい




    わたしはよく 犬顔って言われて 漫画のワンピースのコアラに似てるって言われて(コアラは魚人空手が使えるんだよ!とってもとっても嬉しいんだ) 行きつけのお花屋さんの店主には滝沢カレンさんに少し似ている(らしい)からカレンちゃんって言われてる 近所のイタリアンレストランでは「微生物ちゃん」って言われているんだ







    あなたの眼に映ったわたし
    それは世界にひとりしかいないんだ だから ニックネームって嬉しいと思うの


    可愛いとか 美人とか 男前とか かっこいいより よっぽど心に残ると思うんだ これもわたしだけかな?

    25km歩いてくたびれた後の精一杯







    とある高校のお友達に 猫みたいって言われたのも
    とある店の店主に 妖精って言われたのも
    とあるゼミで知り合った方に あなたはわたしの光って言われたのも
    とある大切な人に 丸眼鏡のキテレツって言われたのも よく憶えている
    わたしはわたしを見ることができないから 誰かの目を通した自分を教えてもらうんだ それは面白くて 楽しい








    ニックネームをつける秘訣は 楽しむこと 昨日もわたしは自分のビールに名づけるのに 何時間もかかっちゃった 難しくて楽しいね


    名前は 太陽
    ビールにはたくさん種類があって お客さんが買うときにわかりやすいようにビールの種類も後ろに明記するのがわたしの醸造所のルール 本名は Taiyo IPA



    今回 酵母が本当によく働いてくれたんだ 確かに素材もいいんだけど 微生物の複雑な代謝で生まれた香り 初期にくる 爽やかな レモン パイナップル パッションフルーツの香りの後に カモミールのようなお花の香りがするんだ 眩しくて でも優しい太陽



    あなたを特別にするのも わたしの役目だなぁって思ったりした







    今日も最後まで読んでくれてありがとう 実は日記は公開した後にも修正しているから 次の日くらいに読んでくれるのがちょうどいいかもしれない また遊びに来てくれると嬉しいです









    ニックネーム つけてみようよ あなたこそが 誰かをオンリーワンにする


  • 深夜に食べるチョコレートブラウニー なんで深夜に食べるとこんなに美味しくて こんなに後悔するんだろう? 食べる時間が少し違うだけだよ

    青くて嬉しかった イギリスはなかなか晴れない


    不思議だよね
    早起きは偉くないよ 早起きしているだけだよ
    夜更かしは悪くないよ 眠れないんだもん 仕方のないことだよ







    なんで いい と 悪い に分かれちゃうんだろう?

    好き嫌いならわかるよ 個人の趣向でしょう でも いいと悪いではないと思うよ それはどこから持ってきたルール?






    早起き村で暮らす夜更かしさん かっこいいと思うよ
    わたしは その強い意志が好き













    マイルールにも気をつけてね 自分で自分のことを縛っていることがあるんだ わたしの場合は 毎日お風呂に入らないといけない 夜に寝ないといけない バスタオルは毎日洗濯しないといけない 靴は玄関で脱がないといけない テストは満点を取らないといけない いろんなルールがあったんだけど 破っても死なないことを知ってしまったんだ







    人間は秩序が好きなのかもしれない
    ルールを決めてロボットみたいに従えば思考が止まる 考えなくて済む 省エネルギーになるようにできているのかもしれないな 人間でいたい?



    わたしの考えだと 人間の中には 動物寄りのニンゲンさんとロボット寄りのニンゲンさんがいるんだ 思考を止めて本能的になるか 思考を止めて自動化するか
    この時代に 人間が人間でいることは結構難しいんじゃないかなって思うの 




    今の自分の気分を観察できる人
    日々の同じ景色に違いを見出せる人 
    そうゆう人でいたいなって思うんだ わたしは思考をできるだけ止めないように努めたいなと思うんだけど できるかなぁ あんまり自信がないんだ










    今日はね 火災報知器の電池切れの警告音とともに眠りにつくよ 大家さんは明日来てくれるんだって 少し音が大きいから 今夜はちゃんと眠れるか不安なんだ 耳にファスナーがついていたら閉じれるのにな 警告音がリトルマーメイドの Under the sea だったらよかったのに

  • けっこう 治安の良くないところにいる
    わたしのいる寮は 3メートルくらいの高さの煉瓦に囲まれ 誰も飛び越えてこられないように とげとげしたガラスで覆われている
    南米出身のルームメイトに こんなの普通だよ と言われて わたしの「普通」が今ここで少しだけ軌道修正される

    晴れるとガラスがキラキラするんだ



    先週末にハイキングに行った時 どうしても自力では登れないところがあって 手を繋いで引っ張り上げてもらったんだ
    その時わたしは 「命を委ねた」と感じた 一緒に滑ってしまったら 手を離されたら 目の前の人を信じる力が試された





    確かにその一歩を踏み出せた後 誰かに委ねられるってすごいことだなって思ったんだ



    飲食店の人はみんなそう
    みんな命を委ねられているんだ
    You’re what you eat.

    体に取り込まれるものを作る人
    体に身につけるものを製作する人

    本や映画に わたしは心を委ねている


    委ねて委ねて 生きてる
    だから 委ねられるって かっこいい


    自分のプロダクトが
    誰かの体の一部になる
    それはわたしにとって 夢に見ていたこと やりたかったこと

    自分で飲んだ時に美味しすぎて震えた これはほんとうにわたしの作品か?と思った
    その後みんなに美味しいねって言われた 夢じゃなかった

    わたしの手によって 笑顔が生まれることが この上なく嬉しい


    わたしのこと見つけられた?



    こんなに嬉しいことがあると
    大変な掃除だって頑張れるね




    そうそう それと
    日に当たった煉瓦ってね すごくあったかいんだ
    日本のレンガに見える風の壁紙や
    フェイクレンガとは違うんだよ
    本物っていいね 本物を 愛せるひとでいたいな









    今日もここに遊びにきてくれて ありがとう わたしのおばあちゃんは つくることを こしらえるっていうんだ かわいい響き

  • わたしの先生の目の色は 声を失うほど美しいライトブルー あまりに青くて美しい
    Toni Morrisonのデビュー作「青い眼が欲しい」を思い出した 



    わたしはわたしの茶色い眼も 悪くないと思うの


    イギリスに行ったら 探してみてね 




    わたしはいくつかのビールの醸造所を巡っている 今日は女性の醸造家さんがいた それでね 下着を着ていなかったんだ 明らかに
    ビール醸造の世界は 力仕事が多くて 男の世界だ 女性で男性の世界に飛び込むと 少し境界が曖昧になるのかな 確かにね 25kgの大麦バッグを背負ったりするから 肩は摩擦で痛くなるんだ ブラジャーのストラップが邪魔だなんて 容易に想像がつく




    そのとき わたしは なんで女性だけ上の下着を着なくちゃいけないって思っていたんだろう?と思ったんだ

    ヨーロッパは ジェンダーレスに対する意識が日本よりもある こっちにきて知った「LGBTQIA」7文字だったなんて
    「Age discrimination」「Agism」っていう言葉もあるんだよ 老人扱いするのも 子供扱いするのも してはいけないこと やってはいけないことが多いね


    あかちゃんも おばあちゃんもみんな素敵だから してはいけないじゃなくて 容認する 方がいいと思うんだけど ちょっと難しいみたいだ



    その歳でしかできないことがきっとあるはずだと思うんだ
    わたしももう20代には戻れないから 30代の実験をしているよ
    きっとおもしろくなると思うんだ 40代はもっとおもしろい
















    下着かぁ
    わたしは下着を外されたい人間だから 今のところ着ているつもり
















    お腹が空くなあ と思っていたら 月の日だった
    ポテトチップス一袋食べた後に もう一袋行けるって思ったらサインだよ
    1ヶ月の間に おおかみになったり こひつじになったりするんだ


    すぐ泣いたり 機嫌が悪くなったり 傷つくことを間違えて言っちゃったりね 月の日で何度後悔することをしたか 数えきれないな


    わたしは 日本人の 女性で 31歳で まあこれでいいかなぁって感じです

    自分を見ていると おばあちゃんが映るんだ 嬉しい

  • 綺麗だったよ この季節だけなんだ



    美しいものには 棘がある?







    見事に滑った


    例えば美しい景色を見に行くと 膝にあざができたりする

    日本の深夜3時の投稿だから お食事中の人はいないかな…



    わたしは 美しい景色と 足の痛みを交換した でもわたしにとってそれは とても価値のある取引き




    人生って 取り引きの連続だね
    元Twitterも 投稿するほどフォロワーが減るんだ 不思議だよ


    さっきも カサカサのかかとの写真を載せて すみませんお見苦しいものをって思いながらも それで離れていってしまう人にさようならを言い続けるのが人生なのかもしれないなと思った カサカサは無理です さようならって言われても 自分のカサカサは認めなければならない それは事実だから


    靴擦れ痛いのは 顔に出さないよ 可愛い靴履きたいもん







    きっとみんなにも 見せていない一面があるんだ



    わかんないけど
    カサカサに美を見出す人もいるかもしれないよ

    自分に見えていないところにこそ
    自分の魅力があったりしてね

















    今日もわたしは自分のしたいことをしたいがために 代償を払う

  • イギリスのすきなところ 朝食

    English breakfast

    朝食は早くても 8:30am


    席につくと 大きなポットと可愛らしいカップにお迎えされる わたしの選んだEnglish Breakfast teaの茶葉はアッサム


    次にトーストが届く
    まずはパンだけでいただく カリッとした後に 全粒粉の粉の味
    三口目からは イギリスの広大な大地で育った乳牛のバターを塗る トーストの熱で溶かされたバターの香りは 昇天してしまいそうになるほど

    これは2枚目だよ




    半分くらいパンを食べたところで いよいよメインディッシュ
    一般的には卵料理を選択すると 周りは自然に決まる サニーサイド オムレツ エッグベネディクト 周りには ハム ソーセージ 地元の野菜や豆類が並ぶ

    まめが すきになった








    1時間くらいかけて ゆっくりと朝を 過ごすんだよ










    わたしはこんなにゆっくりとした朝を過ごしたことがなかったことに気づく



    この電車に乗るから あと何分残ってるっていう逆算をして 「簡単に済ませ」られるものを探す 一番簡単に済ませられるのはプロテインシェイク プラスチックでできたスプーンですくう2杯と 水で終わる


    わたしの朝ご飯は 道具みたいだったなあ って思ったんだ








    わたしが寝た後だからくしゃくしゃだけど
    お部屋もゆっくり過ごせる場所だったんだ




    食べ終わった後
    ポットに新しい紅茶が注がれた




    今までカフェに行くときは 目的があった 例えば 勉強をする 誰かを待つ 本を読む

    でも 窓をぼーっと眺めながら 目の前の紅茶を味わっていたら この時間が足りていなかったんじゃないかって思ったんだ







    目の前を見ることが 難しい時代だね 先も見えてしまうし 隣の芝が近すぎるんだ 見なくて良いものが見えてしまう 誰のせいでもないんだ


    だけど 目の前に確かに美味しい紅茶があるなら 午前中はあれをしなきゃこれをしなきゃ お昼ご飯は何を食べよう じゃなくて 目の前の紅茶を楽しめる自分でいたいなと思った







    良いじゃん 遅刻したって 大丈夫だよ いくらでも遅刻してもわたしは待ってるよ

    わたしのところが居心地が良すぎて
    次の予定を遅刻したくなってしまう
    そんな場所が作れたら 最高だと思う


    B&Bかな
    Tap roomかな
    待っててくれる?

  • 今日はね キャップをかぶっていたんだ そうしたらさ いつも見えていた右上と左上が キャップのつばで見えなかった 時々顔を上に上げている自分がいたよ




    見えすぎるから あえて見ない環境をつくるっていうのも 面白いかもしれないね




    水のキラキラが撮れた!嬉しい!




    ハイキングをした
    今日のハイキングは 楽しくお話ししながら歩くのではなくて 岩を登り続けるハイキング カメラを撮る余裕は全くなくて 次の一歩を見つけるのに必死だった



    ここの Vの字の谷に沿って歩いたんだ
    こんな道
    休憩の時だけカメラで写真を撮った

    次の一歩を踏み出しても 乗っかった岩がぐらついたり 泥で足がずぶって下に沈んだら 一歩戻って どこに踏み出そう?と考え直す 本当に「目の前の次の一歩」のことしか考えられなかった

    頂上まで登れた




    14.5km
    頂上でゆでたまごをひとつと チョコレートをみっつ オーツのクッキーを2まい食べた



    自然の生み出した作品だね




    視野を広くとか
    視座を高くとか
    たくさん言われてきたけれど




    目の前の 次の一歩だけを 見てみない? おもしろいかもしれないよ

  • 今日ね 追っかけ をしたんだ
    何かを追いかけたことある?

    このビールを求めて


    North brew co. という醸造所が MKI MIYUKI ZOKU っていうイギリスのメンズウェアブランドと1日限定のコラボレーションをしたんだ

    そう「今日」のためのビール 今日を逃したら もう二度と出会えないんだ



    このブランドの名前のMIYUKI ZOKUは 銀座のみゆき通りから来てるんだ むかしむかしに「みゆき族」っていう人たちがいたんだって 既成の秩序にとらわれず自由な考え方や行動を示した青年たち みゆきぞくって知ってた?

    この醸造所はイギリス北東部(Leedsという街を北東に入れるか入れないかで地元の人は揉めるかな)では有名な醸造所で 一度訪れてみたかった
    ここの醸造家さんは 日本を想像して 素材に「柚子」を使うことを決めた MIYUKI っていうビールが出るなんて言われたら それも今日しかないって言われたら 行きたいなって思ったんだ わたしは イギリスに 日本 を見た

    でもね 今日は大変だったんだよ イギリスは今ストライキが起きていて 鉄道会社が職務を止めてしまうんだ 1日に1本も電車がこなかった
    電車が動いていれば2時間くらいで行ける距離だったんだけど 動いていなかったからバスを乗り継いで行く必要があった バスは事前に予約していたんだけど 最初のバスが1時間遅れたので 2個めのバスを逃しちゃったんだ





    もちろん払い戻しなんてないよ
    急いで別のバスチケットを購入したんだけど 1本めのバスが到着したところから出発するバス停まで4kmあって タクシーを見つけたかったんだけど 街は鉄道が動かないから簡単に予約できなかった でもなんとか見つけて 目的地まで連れて行ってもらった 運転手にはチップと感謝の気持ちを伝えた あなたのこの運転のおかげで前に進めた って

    2本めのバスも出発が遅れて 途方に暮れて見上げた空だよ






    それとね バスも電車もタクシーも 全部アプリで予約するんだ スマートフォンの電池が切れたら 何もできなくなるんだよ スマートフォンが自分の命の一部になったような 不思議な気持ちになった 昔は スマートフォンがなかったけど どうしていたんだろう?
    日本だったら 電池が切れても大丈夫だけど ここでは唯一の バディ わたし電池が切れたら どうなるんだろう? 電子機器が 中心の社会



    Leedsについてから この醸造所まで上り坂を30分歩いた 醸造所は水のよいところに作られるから 駅の中心地にはないんだ 大変だったなぁ




    結局全部で8時間かかっちゃった
    今日しか手に入らないもののために









    時間に支配されているね 次のバスは何時で あと何分あって 何時までに目的地にいないといけないのか たくさん時間に支配されていると思った










    内緒の話だけど イギリスに来てから 目覚ましアラームで起きるのをやめたんだ 鳥たちが朝を教えてくれるから スマートフォンが 必要ないんだ そしたらね 体調がすこぶるいいんだ

    わたしは 体が自然に起きたい時間に起きると体が喜ぶことを知った 目覚ましは 少しだけ体にプレッシャーを与えていたんだね 遅刻って してはいけないから






    動物たちを見てごらんよ 起きる時間を決めているのはニンゲンだけだよ いつまで体の声を無視するの?

    ここだけは時間を気にせずにいられる場所 があったらいいのにね 起きる時間も決めず 好きな時間にご飯を食べて 好きなだけ夜更かしをする 時間がない場所

    時間という概念が存在しない場所が 地球にひとつくらい あったらいいのに



  • 9月になったね
    今年もあと4ヶ月だ

    イギリスのEnglish breakfastだよ


    少しずつ 日本に帰る準備をするよ
    あのね 言ってなかったんだけど お金が底をつきそうなんだ 大変だよ
    イギリスの物価は 日本の2倍するんだよ サンドイッチが1000円する イギリスが高いのか日本が安すぎるのかは わからない 場所を変えると生活も変わるね








    貯金は無くなっても 一度失っても だいじょうぶ また稼げばいい きっとわたしは大丈夫だって言い聞かせながら これまで「いつかのために」と貯めてきたお金を使う それは今じゃなかったのかもしれないし 今なのかもしれない 少なくとも 「お金が喜ぶ使い方をする」ことだけは心がけてる わたしは お金を悲しませたくない



    お魚のグリル お魚美味しいんだよ











    時々やってくるんだよ 特に夜

    いい年して イギリスに来て浪費して  ビール醸造なんかのために自費留学して 飲酒率も下がっているのに 誰のためになる?お金の無駄じゃないか!
    読みにくい文章を書いて こんな文章誰が読んでくれるんだ 時間の無駄じゃないか!



    その度に思うよ

    その通りだね
    わたし大丈夫だろうか?って
    わたしは本当にどうしようもないなって思うこともあるよ







    たぶんね どうしようもないんだ


    でもさ もしかしたら 地球に住む誰か一人くらいに 届くかもしれないじゃないか
    その人が読んでくれたり 利用してくれたり へんてこだなって笑ってくれたら 嬉しいんだ

    それは 誰かの光ってことだ


    そう いつもこうやって照らしておくね
  • 記憶が少しずつ溶けていく
    9日間で5つの街を巡る旅も 半分過ぎた

    こんにちは



    York
    Manchester
    Brighton
    Lincoln
    Leeds



    仲良くしてくれる人たちが そこにいるんだ あるいは 仲良くしてくれた人たちに ここに行ってきなさい と背中を押された

    おともだちのあかちゃん もうすぐ5ヶ月


    イギリスはストライキが起きていて 1日に電車が1本も走らないことがあったりするんだ 
    今日は1日 東海道線はお休みです って言われたら 神奈川の人はどうなってしまうだろう

    私の知るイギリスの人たちは Come on! とひとこと言って 諦める おうちで過ごす ハイキングをする カードゲームをする 地元のPubに行く おかねは せまく巡っている

    どこにいかなくても 豊かさがあることを知る







    今日は 乗ろうとしていた電車がキャンセルになって 予約をし直して 迂回して 迂回したその先でも次の電車がキャンセルになった ポカーンとして 30分 駅でぼーっとした 頭は空っぽだった 小田急線みたいに分岐する難しい駅だったんだ イギリスの電車はくる直前まで どこのプラットフォームに電車が来るのかわからない 立っているだけでは何にも進まないのに ただ立っていた

    そのとき 台風の時の 羽田空港の大混雑を思い出した 遅延への不満 移動への執着 わたしは移動に何を期待していたんだろう と思った




    London Victoria station



    移動できるってすごいことだ
    わたしは 移動 に感謝をした


    South Croydon



    旅をしていて 記憶が少しずつ溶けていくのを感じる
    わたしは まだ4つ目の都市で 旅を終えていないのに あの人がどこで出会った人か これはどこで見たものか ひとつめの都市の記憶が既に怪しい雲に覆われてきた 鮮明だったはずの 記憶の断片たちは 深い深い海の底に向かっている

    この美しい景色を いつまで覚えているだろうか







    曖昧だね
    とっても曖昧だ







    すごいね すっぴんでもいいやって思っちゃっているんだ


    確かなことは
    今わたしがここにいるということ

  • 明日を決めない旅をしている

    Brighton

    イギリスの北東部から 南下してみようと思った どこに行くか そこに何日滞在するかも 何も決めずに






    「決めない」は こわいんだ





    仕事をしていて終わらなかったら 続きは明日にしようと思う ご飯を食べていて食べきれなかったら 残りは明日にしようと思う 私にはいつも 明日があったんだ



    今ね 明日がわからないんだ どこにいるかわからないの

    次はどこにいこうかなというわくわくする気持ちも少しは持っているんだけど 確約されていない明日に押しつぶされそうになるよ こわいね



    ねえ あなたは 明日のこと考える?



    計画ってさ 安心するために立てていたんだね
    予定ってさ 明日と約束することだなって思ったんだ



    旅をすると 何かをしなきゃいけないって思うよね 不思議だな
    その場所でしかできない何かを しなければいけない焦燥感に追われる

    ジョージ4世の王室だよ


    私はどこまで行っても観光者 でもね すごく嬉しいこともあるんだよ
    ここが地元の人たちが 歓迎してくれるんだ

    日本の知っていることを一生懸命伝えてくれたり 地元のおすすめの店を教えてくれたりするんだ 言われた通りにそのお店に行くと あぁ これは 自分で見つけることはできなかったなぁと思う


    ビールに続くほそくて長い道



    出会いに乾杯し
    会話で共通点を探す
    五感から文化が注がれる
    よく 経験 と呼ばれている

    今日をよく見ると 明日がどうでもよくなる 明日のことを考える余裕がないほどに 今に集中してる 集中した一日が終わって ベッドが優しく包んでくれる時間が大好き

    今日もありがとう

  • 週末は大好きな家族とハイキングをした

    みんなは慣れているから 歩くのが速い
    私は 前の人の足を見ながら ついていくのに必死だ









    私は みんなの靴下の長さを見るのが大好き





    ずんずん進む目の前の脚に見惚れる 脚が強い しっかり大地を踏んでいる 美しい脚







    私には 理想の歩き方がある まだまだ練習の身なんだけど 少しずつ見えてきた
    これまでたくさんの人の歩き方を観察してきた でも多くの人が 大地を踏んでいないんだ


    足の裏でしっかり地面を踏むと 大地は応える 地面と会話をしている脚を 私は美しいと思う









    どうやら 生き急ぐと 前に進むことに必死になって 「前」を意識しすぎて 進むことだけに意識がおよび 重力を感じなくなってしまう ドラえもんのように少しだけ宙を浮いているように見える ふわふわした歩き方

    どうやら 不安が多いと 自分の存在を目立たせないように歩く 態度が歩行に表れる 忍者のようにそーっと 気づかれないように そろそろした歩き方


    いろんな人がいるんだ 正解はないよ 私は ひとりで歩くのも 誰かと一緒に歩くのも 歩くのを見るのも 誰かと歩くことを話すのも楽しい




    ストーカーのように観察してきたので 足を見て 私の理想の歩き方をしている人を見つけられるようになってきた 私は心の中で 歩きの先生 と呼ぶ










    先生たちは 足の裏で地面を感じている 無意識にしている人もいる その後ろ姿は美しい

    楽しかったなぁ
    この日は16km歩いた
    地面と足の裏の会話 楽しそうだね
    日本の誇り アシックスだよ













    私は 歩くことができている限り 自分の歩行を改善したいと思う 先生たちには一生及ばないんだけど でもこの身体で生まれた以上 自分の身体を自分なりにうまく使ってみたいんだ 歩くって 本当に本当に楽しいんだ 私は歩くのが大好き